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継ぎ手という名の美学 |
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継ぎ手とは、2本以上の材を継ぎ合わせて1つの部材にする場合の継ぎ合わせ目、またはその方法です。
継ぎ手の形態は、単純なものから複雑なものまであり、複雑なものほど繊細で美しくあり、観るものを魅了します。
またそれだけでなくそれらは、その場所にかかる力の種類や力の伝達に対応した形状であり、材の反り、曲がり、ねじれに対しての考慮されていなければなりません。
釘を使わずして材を組み合わせるこの技法は、主に神社やお寺を造る宮大工がする技法でまさに日本の建築文化の1つといって良いでしょう。
複雑なモノの例として大阪城の表門の大手門の柱の継ぎ手があります。
新聞やテレビで知っている人もいると思いますが、それはまるで知恵の輪のようで何人もの人がどのようにして継いだか謎を解こうとしたがわからず、60年もの月日をえてX線撮影により分析してやっとわかったそうです。
建築物の構造をただ補強して強くするだけでなく、美しく観る者を魅了するこれこそ日本建築の美学ではないでしょうか。
一生で1度ぐらいは美学とおもわせる建築工事をやってみたいものです。 |
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